重要なルール
多くのルールのうち、重要なルールを取り上げてご紹介します。下記のルールに違反するとファール(スクラッチ)となり、記録として認められません。
①スタックする山の順序
3か所に置いたカップの山のうち、左右どちらか一方からアップスタックを始め、次に真ん中、最後に逆の位置の山に移行します。左右どちらから始めても構いませんが、真ん中から始めることはできません。そして、ダウンスタックは初めにアップスタックをした山から順に行います。
②次の山に移るときの注意(両手で同時にスタックする動作について)
アップスタックの際
カップはひと山ずつ積み上げます。2つの山を同時に積み上げてはいけません。1つの山を積み終えたら、両手を離してから次の山に進みます。また、アップスタックが終わる前に、もう片方の手でダウンスタックを始めることも禁止されています。
ダウンスタックの際
崩すときは少しルールが違います。最初の2つの山を崩すときは両手を使わなくてはいけませんが、片手が前の山に触れている状態で、次の山に反対の手が触れていても問題ありません。さらに、最後の山を片手で崩し、反対の手でタイマーを止めることもできます。
③ファンブル(スタックの倒れ)について
アップスタックの際
カップを積み上げている際にファンブルになったら、次に進む前にカップを積み直します。次の山のカップを積み上げていても、その山をもとに戻し、倒れた山を積み直してから進みます。
ダウンスタックの際
カップを崩す際に倒れた場合は、積み直す必要はなく、そのままカップを重ねてタイマーを止めることができます。
アップスタックからダウンスタックに移る際
最後の山を積み上げ、崩す動きに入る前に倒れた場合は、積み直しが必要です。
④タイマーを押すときの注意
スタートする際、タイマーは指や手のひらのどこで押しても構いません。ただし、手首より下の腕の部分でタイマーを押したりすることはできません。初心者は、両手の手のひらでタイマーを押すとよいでしょう。また、スタート時は、手をタイマーから離す前にカップに触れてもいけません。
終了する際は、カップに手が触れていても、指や手のひらであれば問題ありません。ただし、カップを手でつかんでいる状態ではいけません。片手を先にタイマーの上に置いておき、スタックを終えたもう一方の手でタイマーを押し、終了させることもできます。
⑤終了時の状態
スタックを終えてタイマーを押した際、カップは積み重ねられた状態で、マットの上に全てまっすぐ立てられている必要があります。マットの外にカップが完全に出ていたり、カップが倒れたりしている場合はルール違反となります。この時、カップの一部分がマットに触れていれば、ルール違反にはなりません。タイマーもマットの一部としてみなされます。
なお、終了までの動作の中でカップがマットの外に出た場合、カップを内側に戻して動作を続ければルール違反にはなりません。
⑥5つの最新ルール
1. サイクル
▼ 動画の日本語訳はこちら
皆さんこんにちは。WSSAのグローバルレコードマネージャーであるケリーディードリッヒです。WSSA出身のアーロンと一緒にいます。アーロンこんにちは。(こんにちは)
私たちはいくつかのサイクルビデオを見ながらビデオ判定をする際に何を見ているのか経緯を紹介します。
(男性の声):皆さんは基本的なルールをすでに理解していることを前提としているため、カップがマット上にあるかどうかや、スタックを正しく実行しているかには注目せず、トップスタッカーでよく見られる最も一般的なミスに焦点を当てます。
それでは始めましょう。通常、私は競技者が競技テーブルに辿りついてからの全てのウォームアップと実技を見ています。しかし、今回は最も早かった実技に早速ジャンプします。私が一回の実技で見ている(チェックしている)全てを見ていきます。
それでは彼がタイマーを開始する部分を見て見ましょう。ここで彼は手を下ろし、タイマーが開始されて両手を離すときにカップとの接触があるかどうかを見ています。(画面では赤丸2個で表示)手が動き出した(浮き出した)タイミング。
(男性の声):ここでの大きなポイントは、親指とカップが動いているかどうかですが、この角度では見るのが難しいです。しかし、親指がコップの側面を掴んでいるか、実際にカップが動いているかなどを確認します。明らかにカップが動いているのであれば、カップに触れている事になります。
その通りですね。そして特に手がまだタイマーの上にあり、カップが動いている場合は、タイマーを開始する際に既にカップに触れているのは明確です。 私はまた手首によるスタートもチェックしています。この位置から見ることができます(ビデオ上で確認)。手首ではありません、手だけですね。続けていくつかのフレームを見ていきましょう。
フレームごとに確認するのですね?(男性から女性への質問) そうです、私はフレーム毎に確認します。私たちはここで前へ進めているだけです。1フレーム前に戻ります。(ビデオ 1:39) これらの2つのフレームの間を行ったり来たりして確認します。彼はこれら2つフレームの間にタイマーを解除しました。 今、彼の左手を見ると(画面右側)、カップとの接触は見られません。 また、これらのカップはこれら2つのフレームの間での動きも見られません。だからこれはクリーンスタートです。
(ビデオ 2:01)そして、最初のアップスタックの後、彼は手放さなければならず(赤い丸で表 記)、2つのアップスタックを放さなければなりません。このようにです(出来ている)。
さて、彼は6をスタックしています。 そして彼は3つ目のスタックとの間で手を放しているのでクリアです。今、彼は最後の3つのアップスタックをします。したがって、アップスタッキングとダウンスタッ キングの間に、彼は手放す必要がありますが、これも出来ている。彼は両手で最初のスタック(最初のダウンスタッキング)を開始します。さて彼は3番目のスタックに移動する前に、2番目のスタックのダウンスタックを両手で始めなければなりません。 彼はここで、それも問題なくこなしました。
(ビデオ 2:34)これで、サイクルのなかでの最初の転換点に到達します。これは、3-6-3から6-6への移行です。(ビデオ 2:42)そしてここで、彼はまだ右手でダウンスタッキングしている間、彼は左手でこのスタック(画面一番右にある3個のカップのスタック)に触れることができますが、彼はこのスタック(画面で赤丸で表記)を持ち上げることはできません。画面左のカップが積み上がった塔の形になるまでは画面右側のコップ(最初の6スタック)は持ち上げる事ができません。このフレームで少しぼやけていますが、1つ前に戻り、それから先に進みます。彼はすでに塔の形になっており(画面左側のコップ)、実際にはまだこれにも(画面右側のコップ)触れていません。 彼はここは大丈夫です。
(男性の声)⇒ここで、本当に見ているのが、最初のアップスタック(画面右側の塔)の一番上のカップが上向きになることです。そして、私はOKと判断しましたが、ダウンスタックで塔の形にできるまで上向きはよくありません。
(ビデオ3:18)そのとおり。 ここで少し戻りましょう。一つコマを進めると、彼がそれを持ち上げ始めたタイミングであり、他の3スタックが塔の形であることがわかりますので、これはきれいです。それで彼は最初の6スタックをアップスタックします。アップスタックフェーズなので、アップスタックの間に手を放さなければなりません。彼はそれをしっかり出来ていますね。そして次の6のアップスタックをしていきます。いいですね。
そして、彼はアップスタッキングとダウンスタッキングの間に手を放します。そして最初の6つを両手でダウンスタックする必要があります。その後はいつでも次のスタックをダウンスタックできます。アップスタックはここから始まります。彼はシングルカップを置き、10スタックを開始する前に再び手を放さなければなりません。
(男性の声 ビデオ3:57)10のアップスタッキングを開始する前に両方を放さないといけません。そのとおり。両手を離す必要があります。
(男性の声):ここミスをする若いスタッカーをたくさん知っています。彼らは片手で本当にリード(先行して)、シングルカップの片方を置いているのと当時に、10個のカップの塔を掴みにかかる傾向があります。まだ経験の浅いスタッカー(競技者)で見る傾向(ミス)です。
そのとおりです。それはスクラッチになります。しかし、ここで(ビデオの中での競技者)は触れていないので続けていきます。 彼は10をアップスタックします。そして、彼はアップスタックを終了し、今度はダウンスタックを開始しようとしているので、ここにも手を放さなければなりません。
(男性の声)これはトランジッション(転換)になりますね。そうですね。
彼はクリアですね。
次に、終了を見ていきましょう。ここではタイマーに手首がないことを確認しています。同時に、タイマーを停止するときにカップを保持していないことも確認しています。
そのため、この映像コマでは彼がタイマーを停止していないのがわかります。彼の左手(画 面右側)はまだ空中にあることがわかります。それでは、もう1画面進みましょう。
(ビデオ 4:52)彼はここで降りている(タイマーに手が)可能性があります。 明らかにこの 手は彼がここで何にも違反していないカップから離れており、この手(彼の右手・画面左側)は彼の指が引き戻されていますが、 念のためもう1つフレームを見てみましょう。そして彼はフラットです。 彼はこの時点でタイマーに乗っています。この時点ではクリアです。
(男性の声)⇒ 彼は手首で終了していません、タイマーの方に手を引いています。 我々が見た最後の数フレームでカップが動いておらず、親指がカップの周りにないので、彼は良い動きでカップから手を放して、正しい順序でタイマーを停止しています。
そのとおりです。今回はクリーンです。
それでは、別のビデオを見てみましょう。 そして、これを最初から最後まで説明します。
(男性の声 ビデオ5:34)そして、ここではいくつかの問題があるので、順番にそれらのポイントを紹介します。
はい。 彼女はここでテーブルに近づき、ウォームアップから始めます。
そして、最初に彼女が少しカップの位置を変えたりすることを見ることができます。彼女はシャッフルや再配置することを許可されており、それは試技としてカウントされません。
(ビデオ 5:55)彼女は最初のウォームアップを始めます。早速、ロゴが付いていないように見える白いカップが見えます。 私(審査員)は彼女に疑いの恩恵を与え、このビデオの残りの部分を通して見続け、もしかしたらカップが回転し、ロゴが表示されることを確認します。 わかりませんが、今のところは、まだスクラッチ(ミス)とは言いません。
(男性の声)似たような状況(カップのロゴが見えない場合)、あなたはすぐにそれをスクラッチと判断しないで、すべての映像を確認するようにすると言う事ですね。
そうですね。たとえそれが最速の実技であったとしても、その実技の間にロゴが表示されなかったり、カメラに向かっていなかった場合でもです。映像の間にロゴが回転するのを見た限りですがね。 私はそれはクリーンなカップであると思います。 OKですね。
(男性の声)すべてのカップにはロゴが必要で、そのため反対側にロゴがない場合はこのカッ プだけでも失格になります。その通り。 12個全てのカップで、ロゴの少なくとも50%がまだ表示されている必要があります。 さて、彼女は最初 の試みを始めます。 それではもう少し進んでいきましょう。そしてスタートを確認していき ましょう。
(男性の声)彼女の手に注意しましょう。彼女はかなり近づいています(彼女の左手、画面右側の手)。 (ビデオ 6:56)これらの2つのフレーム間を行き来し、最初の3スタック(画面右側の塔)で動きが見られるようにします。
そして私(審査員)が気づくのは、この手が(画面右側)がまだタイマーに乗っていることで す。この手にはわずかな動きがありますが(右手 画面左側の腕)、彼女の残りの部分はまだタイマーの上にあります。しかしカップは動いている。彼女は明らかにカップを触っている状態で、タイマーをスタートさせています。したがって、これは不適切な開始のスクラッチになります。少しフレームを先送りしますが、彼女は継続して3個のカップの塔を持っている状態で手を持ち上げています。これは不適切なスタートですね。
(男性の声)数フレームだけですが、 しかし彼女は間違いなくカップ持っていました。 (女性の声)その通り。続けて見ていきます。 ここでアップスタックの間では手を放しています。 彼女はファンブル (崩れ)を修正します。ここで明確にスタックの間の手を放す。
(ビデオ 7:42)再び手を離し、両手でダウンスタッキング開始します。次のも両手で開始します。 そして今、再び移行。(ビデオ7:57) 彼女はこのスタックを持ち上げてはいけません(画面右側の塔)。画面左のカップは塔の形になったので、もう(右側のコップ)は持ち上げても大丈夫ですね。彼女はここで手を離します。そしてまたここで、彼女は両手で最初のスタックに触れ、ダウンスタッキングを終了します。(ビデオ 8:15) 彼女が2つのシングルカップから手放すことを確認しましょう。10に触れる前に手を放していますね。アップスタックとダウンスタックの間に彼女は手を放しています。さて、ここで彼女はファンブルしています。彼女がここからやり直すところです。しかし、ファンブルしたらイベントが何であれすべてのサイクルを最初から開始することを許可されていないのが新しいルールの1つです。
(男性の声)彼女がやるべきだった事は、カップを拾い上げて、他のスタッキングを行わず、3-6-3 の形で終了し、タイマーを停止することです。そうすればクリーン(OK)でした。
そうでしたね。ダウンスタッキングフェーズでは、すべてを元に戻す事が必要です。しかし彼女は続けてしまい、最初からすべてをやり直しましたが。そうすることにより、タイマーを止めた時のタイムが最初の実技として記録され。 そして、彼女の二度目の実技にもペナルティを科されることになり、 スクラッチになります。
(男性の声)自動スクラッチそうですね。彼女のフィニッシュを見てみましょう。さて、彼女は本来終わる所で終わらず、続けてさらに余分に1-10-1をやりました。この場合、彼女は順序を間違ってしまいました。(男性の声)スタッキングのやりすぎ。
その結果、彼女は最初の実技のタイムの33.531さえ得られませんでした。これはスクラッチです。 彼女が間違った順序をした為です。それで、私たちは彼女の2回目の実技を続けますが、彼女は余分なスタッキングをしたので、記録は破棄されます。
(ビデオ 9:46)そして今、彼女がここから始めようとしているのは3回目の実技です。 それではその開始をもう一度見てみましょう。
接触を確認しています。(ビデオ 9:51) これらの2つのフレームの間に、彼女の右手(画面左側)が持ち上がってタイマーを開始している可能性がありますが、この3つのスタック(画面一番右の塔)で動きが見られないため、彼女がカップに触れていることを証明できません。
(男性の声)(指が)かなり近く見えますが、カップが動くのが見えません。そうですね
(男性の声)十分な証拠がありません
非常に近いですが、正しい証拠ではありません。 それでは彼女の続きを見ていきましょう。手を放していますねそして彼女はファンブルを修正します。進めます。ここで手を放します。両手で作業していますね。反対側(画面右側のカップ)で持ち上げられるためには、反対側(画面左)で塔になっていることを確認します。 そしてそれはクリアされました。
ここで手は放しています。ここでも手を放しています。
いいですね。彼女がその一個のカップを手放すことを確認。放していますね。
彼女はファンブルを修正する必要がありますし、一個のカップも手放していますね。 そして彼女 は修正します。彼女はアップスタックとダウンスタックの間に手を放していますね。
(男性の声)ここは綺麗な修正でしたね。そうですね。それでは、ストップを確認しましょう。ちょっと画面のコマ戻しをさせてください。彼女が終わりました。 彼女はこれらの2つのフレームの間にもう下がらず、明らかにこれらの指はカップから離れております。彼女の指はカップから離れていますね。何も持っていません、指はまっすぐですね。
クリーンなストップです。
彼女は続けますが、実質的にはこれが彼女の4回目の実技であり、3回目の試みではありませんが、とりあえず見てみましょう。スタートを見てみましょう。
彼女の手は、おそらくこれらの2つのフレーム間でタイマーを開始するには十分な位置にまで持ち上げられており、このセット(画面右側のカップ)で動きは見えません。それはきれいなスタートです。しかし、結構ギリギリでした。
次へ行きましょう。
ファンブルを修正します。(ビデオ 11:41)次に進みましょう。両手で6をダウンスタッキン グして再び移行に入ります。
彼女はそこに触れることができます(右側のコップの山)が、まだそれを積み重ねることができません。(ビデオ11:54)もう大丈夫(積み上げられる、左側が塔の形になったので)
あら、ファンブルなので、彼女はこの6つ(中央のスタック ビデオ11:58)を元に戻さなければならないので、彼女は手放します。
そして、彼女はその(最初)6をアップスタックし始めます。 ここで彼女の手がこの6スタック (画面真ん中 画面上ではマウスで解説者がハイライト)に触れているのがわかります。 そして、これはまさに2つのスタックを触っている違反です。 そして、彼女はスタックを保持しながら それを保持し続けますので、スクラッチとなります。
(男性の声)そして、それを修正する方法がありますが、彼女は最初の6つをダウンスタッキングさせ、それを正しく修正するために2つ目のスタックに触れることなくスタックし直さなければなりません。そうですね。彼女はそれをしませんでした。さて、両手でダウンスタックを開始し、ファンブルを修正しました。列でそれを修正しましたね。 そして彼女はここで手を放します(12:39)。ストップをチェックしましょう。
彼女はもう少し降りてきて、もう1フレーム(先送り)下がっています。そして、これから遠く離れたところに指を置いています。これはクリーンなストップ(終了)。 しかし、これも4回目の試みであり、自動的にスクラッチされていました。
(男性の声)残念なことに、この場合(4回目)、これが彼女の最速時間であり(でもスクラッ チ)、これがデータベースにレコードとしての可能性として表示されたため、通常は他の1つを調べて次の最速時間を取得する必要があります。 資格があるかどうかを確認してください。そのとおりですね
(男性の声)そして、あなたが(女性対して)一生懸命、内容確認をしている間、私は例の白いカップに目を光らせていましたが、ロゴは見ませんでした。したがって、これはこれらの競技に対しスクラッチとなります。
(男性の声)私はこれら競技のすべてを単独で無効にします。ご存知のように古いセット(カップに関してのコメント)の中には片側にだけロゴが付いているものもあります。 そして、それらを集めてアンカーカップとして使用するのが好きな本当に速い選手の何人かを知っています。 それらを使用している場合はそのロゴをカメラに向けてください。簡単な事です。そうでうね、映像のどっかの時点で見なければなりません。
(男性の声)簡単に修正できる問題ですね。 しかし、サイクルに関して以上ですね。そうですね、サイクルに関して、私たちが探す重要な数々のキーポイントで、私たちが見つけた大きなスクラッチです。
それでは次のビデオでお会いしましょう。次は、主要なイベントを全てお見せします。
それらを チェックしてください。
2. リレー
▼ 動画の日本語訳はこちら
皆さんこんにちは。WSSAのグローバルレコードマネージャーのケリーディードリッヒです。また、WSSAのアーロンと一緒にいます。アーロンこんにちは。(こんにちは)私たちは いくつかのリレーのビデオを見ながらチェックポイントとそのプロセス(方法)をお見せします。
(視聴者)はすでに基本的なルールに精通していることを前提としているため、適切にスタックを実行しているなどは理解されているとします。このビデオでは、トップスタッカーによるよく見られる一般的なミスに焦点を当てます。
では、最初の一つ目を見てみましょう。 この最初の動画は最初から最後まで見てみましょう。私たちが見ようとしているビデオ、このスタッカーによる最初の試みです。競技を始めるところまでいきます(ビデオに関してのコメント0:39)。チームが準備をしています。
それでは見てみましょう。ここで少しスピード遅くして(ビデオの再生)、彼(最初の競技者)のスタートを見てみましょう。 それでは、いくつかのフレームを先送りします。そして少し画面を戻します。
今、カップとの接触があるかどうかを探しています(確認しています)。そして、競技者は右手首を持ち上げており、 カップとの接触がないので、これはクリーンなスタートを切っています。スタックを積み上げている間、彼はスタックの間にリリースし続けています。いい感じですね。良いスタッキングです。ここで、私たちがリレーで探す(確認する)主なものは、足の交換です。なぜなら、ここで足に 関する問題がよく起きる為です。これは全体を見渡しても、一番多いスクラッチ(ミス)が足に関するものです。これは、リレー記録に成りうるものの約40%が足のスクラッチになっています。 ここでは3つのコンタクトポイントを探していきます。戻ってくるスタッカーがラインを踏むか、ラインを超えているか、待機しているスタッカーの両足がラインの後ろにあることを確認したい (競技者に対して)彼は線の後ろにいますね、足も地面についています。
(ビデオ 1:38)ただただラインの後ろだけでなく、ラインの後ろで両足を地面につける必要があります そのとおり。戻ってくるスタッカーは地面に接触していることがわかります。待機しているスタッカーの両足は ラインの後ろの地面にあるのでこれはクリアです。 再度ここに戻ると(ビデオで少し巻き戻し)、(競技者の)足が待機しているスタッカーのつま先を 横切る点があるので注意してください。その瞬間には見えませんが、もちろん連続性を確認します。
そしてそれが通り過ぎると、彼(待機しているスタッカー)の足が動いていないことがわかり、ラインの後ろの地面に両方の足があることが明確にわかります。 (内容の再確認のコメント)そうですね。さて、ここで各アップスタックの間にリリースされるスタッキングを確認します。ダウンスタックも問題なく見えるので、次の足の入れ替え場面に進みます (男性の声)⇒ここでは(赤丸で表記)後ろ足(待機しているスタッカー)によく注目してください。彼はつま先立ちをしていますよね、多くのスタッカーがスタートに向けて非常に強く前傾姿勢になる事があり、時には戻ってくるスタッカーが戻る(足を付く)のを見る前に後ろ足が 持ち上がることがあります。 そうでうね、戻ってくるスタッカーがまだラインに着地していないことがわかりますが(赤いまるで表記 ビデオ2:42)、もう1フレーム進むと、ここで(着地)確認できます。戻ってくる競技者の足が次の競技者の足の映像をブロックしているのがわかりますが、足が下がっているか(地面についているか)どうかを確認するために、さらに数フレーム進みます。
そして、それらは前と後の両方で下がっている(地面についている)ように見えます。そして私には(次の競技者)前の足がスタートラインの後ろにあるのを確認。したがってこれも問題のない足の入れ替えです。 (3:06)次のスタッカーの動作の確認 ⇒ アップスタック、そして各スタックの間のリリースを確認します。ダウンスタッキングはきれいに見えます。 そしてこれが、最後の足の交換になります。 3つポイントを探しています。戻りのスタッカーがまだダウンしません(足が地についていない)。1フレーム先にコマ送りすると、着地が確認できます。
そして、待機中のスタッカーの両足がラインの後ろにあり、地面に落ちているのがわかります。これもクリアです。 そして最後のスタックをクリーンに終わる(カップを戻す)だけです。問題なく終えました。スタックをクリーンダウンします。停止して確認しましょう。 彼はタイマーを停止し、そしてカップを保持していません。これは良いストップです。そして、この競技はとてもクリーンな競技です。ここで言及したいことの1つは、このリレーのすべてのスタッカーが右に曲がった(画面の左側)、外側を向いていた、これにより非常にはっきりとライン(地面の)を見ることができるので本当にうまくいきましたが、仮にスタッカーが左端に進んだ場合はスタートラインは(画面右側)テーブルによってブロックされます(カメラからスタートラインが死角になってしまう)。
そのため、彼らが仮にそのように方向転換した場合、彼らの足の交換が明確に見えません。したがって、これはあなた(競技者)が右に曲がった場合はクリアですが。あなたは左に曲がる戦略を取ると、テーブルに(カメラの視野が)ブロックされる危険があります。 (男性の声)⇒見えない場合は自動的にスクラッチにする必要があるため、足をそのラインの後ろにある事を表示しなければならず、多くの場合足がテーブルの後ろに完全に隠れているためです。そしてこれは最近のルール変更であり、このイベントでは中心線超えて通過(戻ってくる)することを許可しましたが、それはまだ良いアイデア(戦略)ではないので、右から(画面左側)戻ることをプロのヒントとしてお勧めします。
Yes. Okay, so that was a clean run now we’re going to focus in on a couple of foot exchanges that we see that are scratches on and just the reasons for those scratches so let’s take a look at this first one now I just want to make a comment, real quick here, the start line is actually all the it’s visible all the way through. So, the chances of that happening, are, they’re kind of slim because it’s all about where the tournament director sets it up or whoever is setting up the camera, so the stackers who turn inward towards the table this way, they would be fine, but you just never know so that’s why we always say best practices to turn out where the line is more visible, はい。
この前の例は綺麗な競技でしたが、スクラッチであることがわかるいくつかの足の交換とそれらのスクラッチの理由だけに焦点を当ててみましょう。それでは、最初のものを見てみましょう。ここで簡単にコメントをしていきますが、スタートラインは全て(幅広く)ちゃんと見えていますが、これは珍しい例です。トーナメントディレクターがセットアップする場所やカメラをセットアップする人によるからです。
そのため、このようにテーブルに向かって内側を向くスタッカーは(画面左側)問題ないですね。あなたは(競技者はカメラの位置を)知らないので、私たち(協会として)は常に線がより見える場所(カメラから)を抜ける様にベストな練習を推奨します。 特に彼(主催者)らが使用しているカメラと三脚では、トーナメントごとに異なります。 そうですね。それでは、ここでこの最初の足の入れ恵替えを見てみましょう。
繰り返しになりますが、3つのコンタクトポイントを探しています。 戻るスタッカーの足はまだ見えませんが、少し見え始めています。そしてまだ(戻りのスタッカー の足)がまだダウンしていないのを見ることができます(5:44 画面中央の赤い丸)、しかし待機中のスタッカーの足はすでに空中にあります(画面右の赤丸)。つまりこの足は床についていません。これは空中です。 これはスクラッチになります。これはおそらく、最も一般的なタイプの足のスクラッチです。戻ってくるスタッカーがラインにタッチダウンする前に待機中のスタッカーが早く走り出してしまい、早く足を上げてしまっています。
(男性の声)⇒直感的ではありませんが、戻りのスタッカーがラインを通過することが明らかになるまで、次のスタッカーの両足が地面に残っている必要があるのはカメラで見るの(判断)が非常に難しい場合があるためです。それでは、別のものを見てみましょう。これはそれほど一般的ではなく、それほど頻繁には見られませんが、この2人のスタッカーとその足の交換を見てみましょう。 (ビデオ 6:33)ここでスタッカーが戻ってきているのが確認できますね。
さて、待機中のスタッカーの足がどこにあるのか注目してください、それがラインの後ろにありいいですね、そして両方の足がラインに着地していることに気付くことができます。しかし、前のスタッカーが戻ってくると、彼は(待機中のスタッカー)ここで足を少し上げてスライドさせています(ビデ オ 6:54 赤丸)。そして彼の足はそのスターラインの上にあります。待機中のスタッカーの足は、ラインの後ろにある必要があり、ラインの上にあってはいけません。
そして今、戻ってくるスタッカーがラインを超えて着地。待機中のスタッカーの足はその線の上にあり、これはスクラッチです。したがって、これを避ける為に行う最良の練習は、足をラインのギリギリまで近づけない。数インチ後ろに足を保持していても、速度が遅くなることはありませんし、クリーンなスタートをする事ができます。 (男性の声)⇒それと、次のスタッカーは準備ができている位置にいることを確認してください。問題は多くの人(次のスタッカー)がそこにただ立っていて、後ろにもたれ、それから戻ってくるスタックが後ろを向いたタイミングでなんとなく準備をして、その際に足を前にスライドさせて準備を整えるので、必ずスタート前につま先の位置をダブルチェックします。 そうですね。それでは彼にスタックさせましょう(ビデオ 7:54)。
もう1つの足の入れ替わりを見てみましょう。 そしてここに戻ってくるスタッカーが来ますが、彼は最終的に画面外(画面左)に走っていってしまいます。その為足がどこにあるか、そしてどこに着地しているかを見ることができません。そのため、これらの場合それをスクラッチにする必要があります。なぜなら、私たちはそれを(足の着地)見ることができず、すべてのコンタクトを見る必要があるからです。
(男性の声)⇒ これは難しい、通常テーブルに向かってはターンしないというからです(内側に戻る、 ビデオが面右側)。これはラインが見えない為ですね。しかし、反対側(画面左)に戻っても、あまりにも外側から戻るとこれも見えなくなってしまいます。戻る時は比較的チームメイトに近い位置で戻ってくる事がベストです(推奨されます)。そうですね、ホントに窮屈なままでいるのが一番いい方法です。そうしないと、 知らない間に画面(カメラの画角)から消えてしまう可能性があります リレーの場合の例は以上です。ほとんどの場合、これは足の入れ替えに係わるものでした。
もちろん、スタックを正しく実行する必要がありますが、私たちはそれに関しては他のビデオで焦点を当てていますので、そちらをご確認ください。ありがとうございました。そして、次のセクションでお会いしましょう。
3. ダブルス
▼ 動画の日本語訳はこちら
皆さんこんにちは。WSSAのグローバルレコードマネージャーのケリーディードリッヒです。 また、WSSAのアーロンと一緒にいます。アーロンこんにちは。(こんにちは)私たちはいくつかのダブルスのビデオを見ながらチェックポイントとそのプロセス(方法)をお見せします。
ダブルスで最もよく見られるスクラッチの種類に焦点を当てるので、すべてのルールに焦点を当てるわけではありません。 では最初のビデオを見て見ましょう。
ダブルスのイベントでは、競技者らはサイクルスタックを行っています。ダブルス専用に適応される2つのルールがあります。最初のルールは各スタッカーが片手だけを使用する必要があることです。2番目のルールは、アップスタックとダウンスタックフェーズ中に両方のパートナー(参加者)が各スタックに参加しなければなりません。例外としてダウンスタッキングの「3」の間です。3-6-3と6-6ですがその部分はあとで紹介します。そしてそれぞれ片手だけを使用する最初のルールに言及しますが(男性の声)、スクラッチまたはファンブルにもそのルールが適応されますので、カップがテーブルから落ちた場合、あなたがスタックしている手を使用する必要がありますので、落ちたカップをスタッキングしていない手で拾うことはスクラッチとなります。
さて、こちらのビデオを見てみましょう。これは実際にクリーンランですが、変換のさまざまな部分をすべて表示して、これをクリーンランにする方法を紹介。 こちらですが、彼らはスタートの時にタイマーの上に手首を置くことはできません、そしてカップに触れることもできません。これはクリーンなスタートに見えます。
そして、アップスタックの際には各スタックの間に両手を離す必要があり、これはしっかり対応できています。またダウンスタックとアップスタックの間にも手を放す必要があります。そしてダウンスタックの段階では両手で各スタックを開始する必要があります。
そして、最初の変換は、3-6-3から6-6に変化する所です。この際、右側のスタッカーが最後の3スタックをダウンスタッキングしている際に、3スタックを左側の人が触る事が出来ます(ビデオで言う右側の人なの事でややこしいので注意)。しかし、してはいけないのは⇒左側の人(ビデオでは右側のコップ)はアップスタックをしてはいけません。 ビデオの解説:右側のスタック(コップ3個の積み上げ)は、ビデオ左側のスタックが積み上げの形になるまで持ち上げてはいけません。ビデオでチェックすると左側のスタッカーによる(右側のコップ)のコンタクトはありますがそれ自体はOKですね。右側のコップは持ち上がっておりますが、右の人(左側のコップ)は積み上げになっているのでクリアですね。
そしてスタックの間でもリリースしているので、これもOKですね。 そして、ここの箇所ですが(ビデオ2:40頃)。両方のスタッカーは、個々のシングルカップから手を放さないと、この10個のカップのスタックに触る事は出来ませんが、しっかり両手はリリースされていますね。 アップスタックが終わった段階で、両手を放しているのでこれもOKですね(両手を放さないとダウンスタッキングに入れない)。終了しましたがとても良かったです。それではいくつかのスクラッチとなってしまう例を見てみましょう。これらは最も一般的な例で、大抵が変換の際に起こります。 最初の動画は親子ダブルスです。
それでは始まりから見てみましょう。彼らのスタートをチェックします。手首はなくカップとの接触もありませんので良いです。彼らは両方ともここで手を離さなければなりません(しっかり放しています)。順調に進捗していますね。 彼らは2番目のスタックに触るまえに、まず最初に1番目のスタックを両手で始めなければなりません(ちゃんと出来てますね)。そして今、彼らは両手を使って2番目のスタックをダウンスタックします(大丈夫ですね)。
最初の変換に入ります、左手のスタッカー(映像では右側)はこの3つのカップのスタックに触れることができますが、右手のスタッカーが(画面左)のダウンスタッキングが終わるまで、コップを持ち上げてはいけません(画面右側のコップ)。それではビデオで確認しましょう⇒ここで子供(画面右側)がカップ3つのスタックを持ち上げ始めているのが分かります(画面の中の右側の赤い丸)、親(画面左)がそのダウンスタッキングスタックを完全に完了して、コップを塔の形にしていないので、スクラッチが発生します。理由は、2つのスタックに手が掛かっていた為です。 そして彼らはここでリリースしますね、
そしてダウンスタックを開始します。 繰り返しますが10に触れるために両方のシングルカップから手放す必要があるのですが、それはしっかりと出来ています。そして10個のアップスタックが完成したら、ダウンスタックを開始する前に両手を放す必要があります。そしてそれはクリアですね。
そして彼らはダウンスタックを終了します。 繰り返しですがこれは2つのスタックの両手を掛けていた為にスクラッチになります。それでは次を見てみましょう。 別の親子の例です。 私たちは多くのスクラッチを親子のペアでは散見します。なぜなら子供のスタッカーはたいてい親よりもはるかに速いからです。遅いスタッカーがもう一人のスタッカーが追いつくのを待って確認する必要があります。おそらく2つのスタックに同時に触ってしまったスクラッチまたは変換の際にスクラッチになるでしょう。その通り。よく見ます。 (ビデオで4:56)さて彼らのスタートを見て見ましょう。手首はのっておりません。
そして 彼らはカップに触れていませんので、クリーンなスタートですね。 アップスタック段階では、2つのスタックに同時に触る事が出来ないので、子供が6スタック (画面中央のスタック)に触れ始めますが、親(画面右側)はまだ3つのスタックを保持していることがわかります(ダウンスタッキング中)。従ってこれはスクラッチになります。 彼らはスタックの間では手を放していますのでOKですね。ダウンスタッキングに進みますが、 両手で始めないといけませんが、これは出来ていますね。子が3番目のスタックをダウンスタック開始する前に、2番目スタックを親が触る必要がありますが、これは出来ています。6をアップスタックし、各アップスタックの間にはリリースをする必要がありますがこれは大丈夫ですね。
(ビデオで5:45)次に1-10-1からアップスタックを行ってきます。子供は親が手に持ってい るカップを置くまで10スタック(塔)に触れることができませんが、接触があり(子供が10個のカップの塔を動かしているのを動画で確認)、この部分が2つのスタックの手を掛けたルールに抵触する為にスクラッチになります。これは最も一般的なスクラッチです。男性の声⇒ここで注意したいのは、スタックに触れることは出来るが、持ち上げてはいけないし、スタックに触れることさえ出来ない変換の一部とは最近異なることに要注意です。 その通りですね。これは 1 -10 -1 アップスタックのフェーズであり、そのフェーズでは2つの部分に同時に触れることはできません。 ビデオの解説に戻る⇒ 彼らのアップスタックは終わり、彼らはここまでダウンスタックと共にクリアで、何も触れていません。良いですね。ここで終了です。しかし、これはスクラッチとなります。
(ビデオ6:40)そして、もう1つのビデオをチェックします。別の子の親で最初に手首を触れておらず、カップにも触れないスタートでよかったです。それではアップスタックフェーズをチェックして(ちゃんと両手でスタックを触っているか)、 子がタッチする前に親がリリースするかどうかを確認します。あれ?(ビデオ6:45)ここで親はまだ最初の3スタック(アップスタック)を保持していますが、子供が持っている6スタックの動きが見て取れるので、これは2スタックに関するスクラッチとなります。彼らはここでリリースして、そしてここでリリースします(スタックの間)ので良いですね。
ダウンスタッキングフェーズ⇒ 子供が2番目のスタックに触れる前に、両方の手で最初のスタックを開始する必要がありますので親は最初のスタックに触れる必要があります(子供が第2スタックをダウンスタッキング始める前に)。そして、1フレーム戻ります(ビデオ巻き戻し)。私は 6スタックの子供からの動きが見えるので、親は最初のスタックにさえ触れていないので、ダウンスタックに関する違反になります。 それでは、アップスタックをチェックしましょう。彼らはリリースする必要があり、そうしていますね。ここでリリースしますね、OK。 彼らは2つ目の6個スタック(ダウンスタッキング)に取り掛かる前に、最初の6個のスタックを両手で開始する必要がありますが、親がこの上部のカップを動かしているのがビデオで確認できるので(ビデオを前後して確認)、これはクリアです。彼らはシングルカップを手放しましたのでこれはOKですね。
そこにファンブル(コップの転倒) がありますが、彼(子供)はそれを修正(拾います)。ちゃんと、両手を放していますね。 さて、ここから変換になります。これは1-10 -1ダウンスタックですが、同時に3-6-3 に移行しています。親(画面右側)がこの10個のアップスタックを終了しないと、子供(画面左) が1つスタック(画面左の1つのカップ)に触れることができません。それではもう少し続けましょう(映像のコマ送り)。親がまだアップスタックしている状況ですが、子供がシングルカップを拾い上げているのがわかります。子はダウンスタックをしようとしていますが、親はアップスタックしています。同時にアッ プスタックとダウンスタックする事は出来ません。したがって、これは二つのスタックを同時に触った事になります。彼らは終了します。 これらはダブルスのイベントで発生するスクラッチのほんの数例であり、それらのほとんどは 変換中に発生しています。 繰り返しますが、より速いスタッカーはパートナーが追いつくのを少し待つのが良い習慣です。そうすれば違反をしなくてすみます。他のスクラッチを確認したい場合は他の我々のビデオをご覧になることをお勧めします。
それではまた次のビデオでお会いしましょう。
4. 3-3-3
▼ 動画の日本語訳はこちら
皆さんこんにちは。私はWSSAのグローバルレコードマネージャーのケリーディードリッヒです。WSSAのエリンと一緒にいます。エリンこんにちは。(こんにちは) 我々は2~3個の3-3-3のビデオを見て、我々がビデオ検証で何を見ているのかその経過をお見せします。
3-3-3は変なスタックなので、色々な問題(ミス)が沢山散見されます。しかし動きは凄く早いので、 色々と問題のある動きをビデオにまとめました。この最初のビデオはクリーンな動きです。このイベントで見る全ての部分が見れます。勿論、スタート位置を見て手首がタイマーに載っていないかの確認をします。彼はクリーンなスタートです。どんな接触も探しますが、接触もありません。少し画面を先送りします。指がカップに降りてきていますが、彼はタイマーから手を持ち上げてスタートし、カップからまだ指は離れているので、クリーンなスタートです。OKです。
アップスタックの時にはそれぞれのスタックの間で両手を離す必要があります。2つのスタックに同時に手を付ける事が出来ない為です。一つ手前のスタックから手を離すまで次の スタックに触れることは出来ません。たとえあなたがカップに手で触っていているような状況でも、2つのスタックを触ったとみなされスクラッチになります。彼はアップスタックとダウンスタッキングの間に両手を離す必要があり、彼は良い動きです。
さて、ダウンスタックは少し異なります。2つ目のダウンスタッキングを開始する前に両手で最初のスタックを開始する必要があり、彼はそうしました。それから3つ目のダウンスタッキングを開始する前に、2つ目のダ ウンスタッキングを両手を使い開始しなければなりません。彼はOKです。 次にストップ(終了)を見てみましょう。彼は(ストップの時)カップを掴んでいてはいけないので、最初にタイマーに両手で触れているかどうか見なくてはなりません。
その工程を進めましょう。ほんの僅かな時間差なので我々は時計表示は全く見ていません。タイマー上での彼の手を見るまでフレームを進めましょう。少し画面を先送りして確認しますが、タイマー上に彼の手が届くときに彼の両手にはカップはありません。クリーンな停止でOKです。 3-3-3はこの様にあるべきです。これは本当に良い例でした。 次に、このイベント中でスクラッチ(ミス)を行うスタッカーの例をいくつか見ていきます。 最も一般的なスクラッチ(ミス)は、おそらく同時に二つのスタックを触ってしまっている事と、 開始位置と停止位置です。アップスタックフェーズの2つのスタックに触れてしまっている問題から始めます。アップスタッ クでは2つのスタックに同時に触れることはできないことに注意してください。
彼女(競技者)が 始まるのを見てみましょう、いいスタートです。彼女は2番目のスタックに触れる前に左手からそのカップ(第1スタック)を離さなければならず、これら2つのフレーム(画像で)の間で両方のスタックのカップからの動きが見て取れるので、彼女は同時に両方に触れている事が確認できます。 そして、それは2つのスタックを触れてしまった、スクラッチになります。 そして、もう1フレーム続けて、彼女のリリースを確認します(第三スタックに関して言及)ので、 そこは大丈夫。そして、彼女はアップスタックが終了した後に両手を放します。ダウンスタッキン グをチェックしましょう。彼女は両手で始めました、そして彼女は両手でこれを始めたので、OK ですね。それがアップスタッキングの例でした。
それでは、3-3-3のダウンスタックの例を見てみましょう。3-3-3はアップスタックとは異なるルールを持っています。彼女(競技者)のスタートは良さそう。彼女は手首もつけておらず、接触もありません。 彼女はスタックの間に両手を解放しなければなりませんが、ここでは彼女はしっかりスタッ クの間で離している。覚えておいて下さい。ダウンスタッキングランでは、最初に両手で始めてから初めて、彼女は2番目のスタックに進むことができます。ここはしっかりできていますね。
しかし、彼女は3番目のスタックに触れる前にもう一つの手で2番目のスタックに触れなければなりませんが、3番目のスタックにすでに動きがありますが、彼女の左手は2番目のスタックに触れていません。したがって、これは違反が発生する場所であり、これはダウンスタックにおいての、両手で2つのスタックを触るルールに抵触する箇所です。で彼女は終わりです。 もう1つのよくあるスクラッチは、スタートの開始位置です。
カップにはまったく接触できないので、ただ握るだけでなく、カップに触れることもできません。彼女の左指がカップにかなり近づいていることに注意してください。カップに本当に近づいています。そして今、その左のセットが少し動きを見始めていますので彼女は明らかにそれに触れています。そして今、 私たちは本当に注意深く監視する必要があります。彼女がタイマーに触れる前にカップから放すといいのですが、タイマーが開始する際にはカップには触れられないのです。そして今、彼女はタイ マーから手を離し始めていますが、カップはまだ動いているので、彼女はタイマーが始まった瞬間もそのセットを触っていた。そして、これは開始位置のスクラッチになります。彼女がスタート直前にカップからいったん手を放したなら、それはクリーンのスタートにはなります。 タイマーが開始されている間はカップに触れる事は出来ません。
そして彼女のアップスタックはうまく見えます、ダウンスタックを確認しましょう。両手、再び両手で問題ないですね。そして、最後のストップを確認しましょう。彼女の手はタイマーの周りにありますので大丈夫ですね。彼女は開始位置でスクラッチが認められますね。 さて、もう1つの一般的なスクラッチは停止位置です。そのため、停止位置を再度覚えておいてください。タイマーに手首を置いてはいけないのと、カップと接触することは許されていますがカップを持つことはできません。
それでは、スタートを確認しましょう。手首とカップに接触がないので、彼のスタートはよさそうですね。彼のアップスタックの動きはいいですね。ダウンスタックを確認します。最初と2つ目の動きは良いですね。ここで少しコマ送り(フレーム)をするとポイントがあります。 2番目のセットと3番目のセットで動きが見られますが、この場合はフレーム間で何が起たのか分からないので、このことについて彼はクリアとします、彼は大丈夫です。
そして、ストップを確認 しましょう。彼はタイマーで完全にダウン(腕をのせていません)していません(ちょっと怪しい動きですがまだ大丈夫)。今、彼はタイマーに乗っていますが左手の腕がほぼタイマーに乗っています。これは停止位置のスクラッチになります。特に若いスタッカーにとって多い動きで、腕をまっすぐ伸ばすだけで簡単にタイマーを停止す る事が出来て、背の高いスタッカーの場合は腕でタイマーを打つにはかなり大きく膝からしゃがまないと出来ないので、年配のスタッカーにはあまり一般的ではなく、若いスタッカーで見受けられる動きです。さて、もう1つだけ見てみましょう。また、ここでは停止位置に注目しています。タイマーを停止するときにタイマーに腕や手首を置くことができず、タイマーを停止するときにカップを保持することもできません。
さて、彼の手首がタイマーから離れており、良いですね。彼はどのカップにも触れていないように見えます。タイマーからのスタートの瞬間もチェックしましょう。良いスタートですね。アップスタックもいいですね。では、ダウンスタックを確認しましょう。彼は最初のスタッ クを始めるためにしっかり両手を使います。そして今、2番目の手を開始してから3番目に進む前に、両手を使用します。そして、彼がタイマーのどこに手を当てているかを確認しています。 彼はまだタイマーに手をついていませんが、彼はココでタイマーに手を置いているかもしれません。念のため確認しましょう。1フレームを前後にコマ送りして確認。
そして、ここで彼の右手が自分に向かってそのセット(スタック)を引っ張ったことがわかります。このフレームでは実際 に傾いています(動いています)。マットから離れて傾いているようにも見えます(男性の開設者の声)。これは明らかに彼がそれを引張ている。そして彼がここでこれらの2つのフレーム(動画内のコマ送りの間)内でそれをつかんでいることは明らかです。したがってこの終了は保持(Holding) のスクラッチ(ミス)になる。 これら3-3-3で最も一般的なものは、2スタックを両手で触るルールのアップスタックのフェーズとダウンスタックのフェーズの違い、開始および停止での手の位置です。
もちろん、すべてのルールの網羅的なリストではありませんでした。これは一種の上級コースです。 他のビデオをご覧ください。次のビデオでお会いしましょう。
5. 3-6-3
▼ 動画の日本語訳はこちら
皆さんこんにちは。WSSAのグローバルレコードマネージャーであるケリーディード リッヒです。 また、WSSA出身のアーロンと一緒にいます。アーロンこんにちは。(こんにちは)私たちはいくつかの3-6-3のビデオを見ながらチェックポイントとそのプロセス(方法)をお見せします。3-6-3 は非常にシンプルなスタックなので、数個しかポイントはありません。
では、 最初のビデオを見てみましょう。 補足で言うと、今回のビデオは一度チェック済みのトライのビデオです。 ウォーミングアップ中でのポイントはロゴがちゃんと前に向いているか、トライの合間での複数回のスタッキングを行なっているかなどですが、私たちはすでにそれをチェック済みでこのトライに注目します。 (=補足でいうと今回のビデオは、何度かトライを繰り返し、ロゴがちゃんと前に向いているもの等参考になる部分を抜粋したものを紹介します。) これは良い動作であり、3-6-3をクリアするために正しく実行する必要があることを確認したいと思います。
最初は開始位置で、タイマーに手首や腕が乗っておらず、カップに触れていないことを確認。少し映像を進めると、彼女はすでにタイマーから離れておりますが、カップにはまだ触れていませんのでこれはクリーンなスタートです。 次に、各アップスタックの動作では各アップスタックの際に両手を放す必要があることを覚えておいてください。アップスタックとダウンスタッキングの間にも両手を放す必要があります(この彼女はちゃんと出来ていますね)。ダウンスタッキングでは少し異なります。 両手で最初(1個目)のダウンスタックを開始する必要があり、そこから2番目のダウンスタックを開始できる。両手を使用して2番目のダウンスタックを開始したら、3番目のダウンスタッキングを始められる(彼女はちゃんと出来ていますね)。 そして、ここで一旦ストップです。
競技者がカップを保持していないことを確認するためにチェックしている、カップに触れることができますが、持つことはできません。タイマーには手首や腕が来ています。彼女は終えているかもしれませんが、もう1フレーム(画面のコマ送り)行って大丈夫かどうかを確かめましょう。指がすべてまっすぐになっているのでカップを持っていないので、これはクリーンなストップおよびクリーンランです。 それでは、別のクリップを見てみましょう。
これもクリーンですが、このスタイルについて多くの 質問があるので、私たちはこれを選びました。さて、多くのスタッカーがこのスタイルを使用しており、認められる”OK”なスタイルです。このビデオの例はすっきりしているので、すぐに再生し て、どのように見えるかを確認しましょう。 ほとんどの場合、とても若いスタッカーと非常に古いスタッカーでこのスタイルの適用が見られますが、フルスピードでみると通常と少し違って見えるだけで、ルールにはすべて従っているので 何の問題もありません。
簡単にビデオを確認しましょう。開始位置がクリーンであり、手首は触れておらず、カップにも触れておりません。彼が各アップスタックの後に手を離しており、 そして、彼は各アップスタックの間にも放しています。 彼は最初のスタックを両手で始めてから2番目のスタックに移ります。そして彼は両手を使って2番目のスタックのスタックを始めます。 続いて3番目をダウンスタックするので、これはきれいです。ストップもクリーン(綺麗)ですね。さて、3番目のクリップを見てみましょう。
そして、私たちは本当にこれの停止に焦点を当てるつもりです。そのため、フレーム ごとに再生する前にこのクリップをフルスピードで再生します。そして、おそらくそこには何も問題があるように見えなかったと思います。少し戻ってもう一度少し遅い速度で再生して、この速度でも何が起こっているかを見極めるのが本当に難しい。それでは、その停止に焦点を合わせましょう。それはちょうどここに問題があります。
カップに触れる事は問題ありませんが、カップを持つ事は出来ません。彼がダウンスタッキングの終わりの動作を見てみましょう。まだ完了していません(手首はストッパーについているが)。もう1フレーム進みましょう。人差し指と親指がまだカップに巻き付いている(持っている)ことがわかります。別のフレームに行きましょう。それでも同じこと、別のフレーム(へ前送り)、別のフレーム(前送り)がまだラップ(指が)されています。
それは彼の手が平らになっているように見えるフラットスタイルですが、2本の指がカップを握っているのは、彼がカップを保持している場所であり、そのフレームがかなりあるので、これは停止位置のスクラッチになります。多くのスタッカーがフラットスタイルを使用しようとすることは言及する価値があります。一般にそれはよりクリーンなスタイルではありますが、ミスが起きないわけではないので、ちゃんと何をしているか意識をしなければなりません。
これでシリーズの最後のビデオです。他のビデオを見たことがなければ、メインイベントごとに異なるビデオを作成します。詳細については他のビデオを見てください、今回はこのシリーズの最後だったので短くしました。本当にクールな他のビデオもチェックしてください。見てくれてありがとう。